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くみあいニュース

1999年度第24号
2000年5月2日


島根大学教職員組合広報部
内線2198
ダイアルイン32-6407
E-mail:union-s@sula0007.soc.shimane-u.ac.jp
WWW:http://sula0043.soc.shimane-u.ac.jp/kumiai/kumiai.html


■くみあい12年会議へのお誘い

島根大学教職員組合中央執行委員会

 このたび私たち中執では「くみあい12年会議(仮称)」(島根大学の12年後を考える会議)を設けることにしました。この会議は、この地にあるこの大学のこれからの姿を、中執だけでなく、広く組合員を中心に、自由に気楽に楽しく話し合うサロン的な会です。中執がこのような会を設けようとしたのにはいくつかの理由があります。
 第一の理由は「未来について対話したい」というものです。昨今の大学は、次々と押し寄せる改革の波に対応するためいつも会議をしています。しかし、それらの会議は、時間の制約から、長期的な課題についてなかなか話し合えない状態にあります。大学の未来を検討すべき現在、このような状態はあまり望ましいものとはいえないでしょう。私たちは短期的な要請にしばられず、自由に(夢をもって)大学について議論できる場が必要だと考えました。
 第二の理由は「バリアをとりはらって対話したい」というものです。「学部や職員・教員という区別を越えて対話できるところが組合だ」というのは、歴代の中執が言っていることですが、そう言う限りは、やっぱりそんな場を具体的に作るのがいいんじゃないかと私たちは考えました。私たちは、立場を越えて大学の未来を話し合う会が必要だと考えたのです。
 第三の理由は「タブーを置かずに対話したい」ということです。学内には将来を考えるさまざまな会議がありますが、上述の「短期的要請」や「バリア」のため、議論にはしばしば制限が加わります。しかし、大学の長期的な未来を考えていく際には、議論に制限を設けない「何でもありの会」も必要だと思われます。私たちは、「何でも話せる」ということを、この会のもっとも重要な特徴にしたいと考えています。
 私たちがこの会議を設けようとしたのは、以上の理由によりますが、会議で具体的にどのようなことを考えるのか、それをどう実現させていくのかという点にかんしては、今はまったくのフリーハンドといったところです。「それもみんなで考えよう」というのがこの会にはふさわしいからです。もちろん、対話を実り豊かにするためには、情報が不可欠ですが、その点については、組合ボックスに連日よせられる全国の大学の動きや政府の動き、世界の大学の状況などの情報を提供できるはずです。
 社会の仕組みが大きく変わっていく中で、さまざまな人たちが大学について問い、語りはじめています。それらに答えていける、時に骨太な、時にかろやかな、夢のある議論がこの会の中でできればと私たちは考えています。皆さまの参加をお待ちしております。

 なお、世話人をやってもよい、是非やってみたいとおっしゃる方は、5月15日までに、世話人代表者(中執委員)田中(E-mail:tanakano@soc.,内線3302)まで御連絡ください。


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