くみあいロゴ

くみあいニュース

1999年度第26号
2000年5月19日


島根大学教職員組合広報部
内線2198
ダイアルイン32-6407
E-mail:union-s@sula0007.soc.shimane-u.ac.jp
WWW:http://sula0043.soc.shimane-u.ac.jp/kumiai/kumiai.html


■5月18日学長交渉行われる

 5月18日に今期第2回の学長交渉を行いました.交渉事項と内容は,以下の通りです.主として,第1回学長交渉の積み残し事項と,風雲急を告げる独立行政法人化の問題を交渉しました.

(1)新再任用制度
 大学としての計画や見通しを尋ねて,早い時期に対応するよう申し入れました.
(2)セクシャルハラスメント
 セクハラ未然防止の対策や,被害者のメンタルケア,守秘義務等について対策を講ずるよう申し入れて,それぞれにつき具体的な対応に関する回答を得ました.
(3)ISO14001
 全国の大学にさきがけて,取得するように働きかけました.
(4)バリアフリー
 障害者の入学に対する事後対策だけでなく,専門家を交えた検討を行うよう申し入れ,そのように対処しているとの回答を得ました.
(5)ソフトビジネスパークアクセス道路
 大学として騒音等の予測検討をしていること,まだ条件闘争の段階には入っていない事を確認し,関係部署だけでなく,全学の問題として情報開示を行うよう申し入れました.
(6)独立行政法人化
 5月26日の学長・機関長会議に向けての,学長としての基本的態度を問いました.大学の自治と学問の自由を守る原則を確認しました.また,5月28日の文部省からの説明会について,その内容を問いました.国大協としても文部省案に対して拙速な対応をしないよう働きかけるように申し入れました.議員への働きかけをすることや,学内でも至急対応する委員会を設けるように申し入れました.

 (1)〜(4)については,学長としても一定の対応をしていることが明らかになりましたが,まだその実効化については不鮮明な回答と感じました.独立行政法人化については,状況が明らかになっていない現状ですが,一般論で終始し,具体的な提言はありませんでした.学長としてのリーダーシップをより一層発揮し,大学構成員との双方向通行の議論を進めていただくよう強調しました.今後,上記の問題について,より実効的な解決策,方針を示すように働きかけてゆく事が必要と感じました.


前のニュース 次のニュース
ニュースの目次に戻ります